ドナルド・トランプが使っている文法は11歳もしくはそれ以下らしい
日頃から「トランプのスピーチは日本の公立中学一年生でもがんばったら理解できるだろうなあ...」と思ってたので。まあそうだろうなと。
論文では今回の大統領選候補者(Ted Cruz, Hillary Clinton, Marco Rubio, Bernie Sanders, Donald Trump)5人と歴代の大統領4人(Abraham Lincoln, Ronald Reagan, Bill Clinton, G.W. Bush)、そして現大統領のオバマ氏のスピーチを、語彙と構文構造のレベルにもとづいて比較してます。URLから比較図がみられるので興味のある方はぜひ。
まじで公立中学の先生は彼のとんでも発言を授業で取りあげてみたら面白いんじゃなかろうかと思う。ニューホライズンのグリーン先生的な美しい英語よりもこういうセリフのほうが印象に残ったりするもんね。
たとえば
We will make America great again
(偉大なアメリカをもう一度)
なんて「make+O+C」構文の例文にぴったり。
What I say is What I say
(わたしの言うことはわたしの言うことだ)
これは「What S + V」の文。それにしてもこれが大統領候補の発言とは思えない感じがすごい。論文でも明らかになっていた通り構文がものすごくシンプルだから抜き出しやすいのも授業向けな気がしますぞ。
まあ冗談はおいといて。いつかアメリカでもう一回過ごしたいと思ってたけどもここまでとんでもな人が大統領になったらちょっと躊躇するなあ...