Just a spoon full of creativity

小さじ一杯程度のクリエイティビティを絞り出すブログ

90年代前半生まれが「Zipper」2005年6月号を買って懐かしすぎて一度死んだ

少し前に古本屋で「Zipper」2005年5月号を買った。

現在は3・6・9・12月の23日発売の季刊誌になってますが、わたしが中学生のころはがっつり月間誌。いわゆる”青文字系”雑誌ですが、当時のわたしたちの間では”古着系”の子達のバイブルでした。あえて男物のUNOとかのワックスを使ってせっせと髪の毛をくしゅくしゅにして、制服のスカートはウェストのジッパー全開で安全ピンで止めるような子たちは、UKIちゃんやPUFFY持田香織に憧れてたものです。

 

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 この「スタア」っていう書き方も意図はわからないけどカッコイイと思ってた。

 

チュニックがおかんのユニフォームじゃなかったころ

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6月号の特集は「着まわし★夏のお流行り服」。チュニックや柄物など、民族っぽいファッションが流行りだったようです。

 「とことん着まわしパラダイス」では看板モデル池田泉、中井幹子、寺島歩、秋元舞子たちが一週間の流行りのアイテムを着まわしていて、とにかく重ね着、重ね着、重ね着!今みると全体的にごちゃごちゃしていて、ノームコアなにそれおいしいの?な感じが逆に新鮮。

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 右から2番目のコーディネートはワンピの下にロングの麻のスカートを着て、黒のレーストップを重ねているとのこと。いまみてもふつうに可愛くてたまらないのは思い出バイアスなのだろうか...

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中井幹子ちゃん(左ページの茶色ロングスカート、右ページオレンジ帽子)みたいな美容師さんが当時いっぱいいたなあ....。

とにかくチュニックが度々流行りものとして登場。たしか2005年当時は今ほどチュニックが定番化してなかったんですよね。

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ヨッピーよりもYOPPYな時代がわたしにもあった。f:id:muhasn:20160923231626j:plain

 今もInstagramで圧倒的なオシャレさと可愛さで我々をトリコにしてくれるYOPPYさん。2005年当時はまさにZipperのミューズといえる存在でした。YOPPYなくしてZipperにあらず!読み始めた頃から他のモデルとは格が違う感ぐいぐい伝わってきてました。

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あと10年遅く登場してたら、中田ヤスタカに曲を提供されていたんじゃなかろうか。

こんなに美容専門学校の広告があったのね...

当時はそこまで気にしてなかったのですが、いまみると後半はかなり美容専門学校の広告に割かれてます。ちなみに中学生当時のわたしの夢は「美容師」でした。広告主にとってもさぞ魅力的な媒体だったはずです。

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 残念ながら6月号にはヘアメイク特集がなかったのであんまり語れませんでしたが、当時のわたしは一寸でも池田泉ちゃんや秋元舞子ちゃんに近づきたくて仕方ありませんでした。下まつげをせっせと黒く太く塗りたくり、下まぶたもオレンジ色に塗りたくり。眉毛は薄く短く書き過ぎずをモットーにしてました。また機会があればヘアメイク特集のZipperを集めたいと思います。

おまけ

表紙をめくったらいきなり綾瀬はるかに撃ち抜かれた。神々しい...。 

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