ドナルド・トランプが使っている文法は11歳もしくはそれ以下らしい
日頃から「トランプのスピーチは日本の公立中学一年生でもがんばったら理解できるだろうなあ...」と思ってたので。まあそうだろうなと。
論文では今回の大統領選候補者(Ted Cruz, Hillary Clinton, Marco Rubio, Bernie Sanders, Donald Trump)5人と歴代の大統領4人(Abraham Lincoln, Ronald Reagan, Bill Clinton, G.W. Bush)、そして現大統領のオバマ氏のスピーチを、語彙と構文構造のレベルにもとづいて比較してます。URLから比較図がみられるので興味のある方はぜひ。
まじで公立中学の先生は彼のとんでも発言を授業で取りあげてみたら面白いんじゃなかろうかと思う。ニューホライズンのグリーン先生的な美しい英語よりもこういうセリフのほうが印象に残ったりするもんね。
たとえば
We will make America great again
(偉大なアメリカをもう一度)
なんて「make+O+C」構文の例文にぴったり。
What I say is What I say
(わたしの言うことはわたしの言うことだ)
これは「What S + V」の文。それにしてもこれが大統領候補の発言とは思えない感じがすごい。論文でも明らかになっていた通り構文がものすごくシンプルだから抜き出しやすいのも授業向けな気がしますぞ。
まあ冗談はおいといて。いつかアメリカでもう一回過ごしたいと思ってたけどもここまでとんでもな人が大統領になったらちょっと躊躇するなあ...
「ママあぁぁぁー!!!!!」と叫ぶだけの「Mom Calling Contest」
子どもの叫んでる声が苦手な人は見ないほうがいいかも。
とあるポッドキャストで知った「Mom Calling Contest(ママを呼ぶコンテスト)」の動画にくぎづけです。子どもたちがマイクに向かって次々に「ママぁぁぁっぁ」と叫んでいく様子はものすごくクレイジー。親は微笑ましく見守ってるようなので申し訳ないけど、何だこれ。
とくに5歳から9歳の部で優勝したEmmaちゃんの、脳天突き抜けるハイトーンボイスがビリビリきます(良い意味でも悪い意味でも)。10歳から15歳の部になると声がかなりマイルドになってくるので落ち着いて観賞できました。というか、こんなクレイジーなイベントにもかかわらず、年齢を分けるという配慮がなされているのはナゼなのか。
ちなみに「Husband Calling(夫を呼ぶコンテスト)」も同時開催されていて、女性たちが全力で夫に呼びかけてます。「ハニー、帰ってくる時間よお〜」とかわいらしく呼びかける人もいれば、「ジエェイミィ↑↑↑(ジェレミーかも)」と叫ぶ人もいて、とってもカオス。「Mom Calling Contest」にくらべてお客さんの顔がひきつってるのも見どころです。
Redditにもスレが立ってましたが、とくに伸びもしてない模様。「妻がコンテストに参加したら離婚を考える」、「マイクがあったら意味ないんじゃ」などなど。辛辣な言葉が並んでました。あとはHusband Callingの優勝者が美人だったので、顔で選んでるんじゃという指摘も。たしかに審査基準が気になるところだ。
日本のショッピングモールでもなかなか極悪なシャウトをきめている子がたくさんいるので、「お母さんを大声で呼ぼうコンテスト」なんか開催した日には苦情が殺到しそうですな。