CESに登場していた美しきSex Toys(アダルトグッズ)たちに正直ときめく
このところCES(ラスベガスで開催される世界最大の家電見本市)のニュースをちょくちょく探ってるとやっぱり気になるのがSex Toysなわけです。
たとえばフランス発のスタートアップ 「B. Sensory」の「Little Bird」とかさ。デザインも洗練されててステキ。「Premier sextoy connecté à vos lectures érotiques(官能小説と接続できる初めてのセックストイ)」、つまり電子書籍と連動して振動するセックストイってことらしい。
連携させて読める小説のなかには、「Little Bird」専用のものなんかもあるらしく。「Fifty Shades of Grey」が流行ってたりしたわけだし、こういう新しい官能小説の楽しみかたが登場してるのはいいことだと個人的に思うのです。ファウンダーの方のTED動画もあったので、埃をかぶったフランス語辞典でがんばって観てみよーっと。
あとforeplay(前戯)に使うガジェット「Fiera」も気になる。「Fiera」は振動するんじゃなくてsuction device(吸うデバイス)とのこと。セックスの前に使うことで、より感じやすくなるらしい。性的興奮障害に悩んでいる人に試してもらったところ、症状が改善したという結果もあったよう。
Motherboardの記事をみてて悲しかったのは、「なにこれ?実在する男と付き合えない女のためのガジェット?」なんてことをCEOの人が言われたりしたと語っているところ。やっぱり未だにそういうこという人いるんだなあ。仮にそういう人が使ったとしてなにが悪いんだっていうさ。
Engadgetの記事をみてはじめて知ったんだけども、2012年までCESはAdult Entertainment Expo(AFE)と同じ会場、同じ時期に開催されていたらしい。にもかかわらずOhMiBodのファウンダーによると、むかしはセックストイ系の会社がブースの登録すら大変だったようで。必死のロビー活動を経てなんとか出展にこぎつけても、周囲からはあきらかに歓迎されていなかったよう。
が、しかーし!そんなのは過去の話で今はふつうに興味をもってくれているらしく、ひと安心。せっかくこれまでにないようなプロダクトが生まれてるんだから、みんなでふつうのテンションで面白がっていけたらいいのになあなんて思ったりします。
ともあれ2016年もテクノロジーとセックスには注目しつつ、こっそりぽちぽちブログに残していこう。